知っ得!廃車・車の知恵袋

廃車に必要な書類とは?廃車方法によって書類が異なる 2020.03.31

 

 

車の廃車を検討している場合、どのような方法があり、どういった書類が必要なのか把握できていない方もいるでしょう。廃車には二度と公道を走れなくなる永久抹消登録、また走るかもしれないときに行う一時抹消登録などがあり、それぞれで必要書類は異なります。

今回は廃車の手続きに触れつつ、必要となる書類について解説していきます。

 

■廃車の意味と廃車に必要な手続き


 

 

廃車の意味と廃車手続きの種類について解説していきます。

 

廃車に関しては、乗らない車を解体処分すると思われている方は少なくありません。しかし、本来の意味は車籍を抹消し公道で走れなくすることです。所有する車の登録情報を消すことで、車籍が失われ廃車となります。

 

そのため、解体したり、車検が切れた車を放置しても廃車にしたことにはなりません。書類による正式な手続きを経て、車籍を抹消して廃車となります。

 

廃車手続きの種類は

廃車手続きの種類は、主に「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2種類です。

 

永久抹消登録はすでに解体した車、事故や災害で使用できなくなった車などを処理する際に選択する方法となり、この手続きを行うと該当する車両は二度と使用できません。永久抹消登録を行うには、車を解体したうえで、車籍を消すため、実名ともに抹消されます。

 

ただし、津波や土砂崩れなどの自然災害などで、車の行方が分からない場合は、その理由を説明すれば、永久末梢登録を行うことが可能です。永久末梢登録を行わない場合、車が存在していないとしても、翌年以降も自動車税を支払うことになります。

 

一時抹消登録は、長期の海外出張や入院などにより、まだ車に乗る可能性があっても当面使用する予定がない場合に行う手続きです。また、車が盗難の被害に遭い手元にない場合も行うことがあります。

 

一時抹消登録の手続きを行うことで、抹消している期間中の自動車税の請求が止まります。この手続きをすると車が公道を走れなくなるものの「中古車新規登録」を行えば、再び公道を走ることが可能です。

 

また、一時抹消登録を行った後で、使用しないため車を処分したい場合には、解体抹消登録を行います。この手続きを行うことで、永久末梢登録と同様の扱いとなります。

 

 

■抹消登録で必要な書類


普通車の一時抹消登録や永久抹消登録を行う場合の書類に関しては、それぞれの方法で異なるため、それぞれ解説していきます。また、業者に手続きを依頼した場合と自分で手続きを行う場合の書類の違いについても触れていきます。

 

一時抹消登録

一時抹消登録を自分で行う場合、現住所を管轄する運輸支局で手続きが必要です。

 

運輸支局に行く前に自分で登録を行う場合は以下の書類を準備します。

 

・車の所有者の印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内)

・車検証

・前後2枚のナンバープレート

 

ナンバープレートや書類の準備ができたら、管轄の運輸支局で手続きを行います。その際に、入手できる必要書類は以下の通りです。

 

・手数料納付書

・一時抹消登録申請書

・自動車税・自動車取得税申告書(不要な地域もある)

 

上記の書類は、一時抹消当日に用意すれば問題ありません。自分で手続きは行う場合は、これらの書類が必要となります。

 

業者に一時抹消登録を依頼する場合の必要書類

業者などに依頼する場合、手続きを代わりに行ってくれるので、一時抹消に必要な書類は以下の通りです。

 

・車の所有者の印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内)

・車検証

・前後2枚のナンバープレート

 

一時抹消登録の場合は、運輸支局に行く前に自分で準備する書類を用意しておけば問題ありません。

 

永久抹消登録

永久抹消登録に関しては、必要書類を揃える前に解体業者に車の解体を依頼する必要があります。この際にナンバープレートは、解体業者に持ち込んで取り外してもらうと自分で取り外す必要はありません。ナンバープレートは手続きに必要な部品となるため、大切に保管しておきましょう。

 

解体業者による車の解体が終了すると「リサイクル券(使用済自動者取引証明書)」の発行、解体報告の記録日」の報告があります。これらは登録手続きに必要となる書類や情報となるので、紛失や忘れがないようにしてください。

 

車の解体が終わった後で、自分で手続きを行う場合、運輸支局に行く前に以下の書類を用意します。

 

・所有者の印鑑証明書

・車検証

・前後2枚のナンバープレート

・リサイクル券に記載されている「移動報告番号」及びリサイクル業者から知らされた「解体報告の記録日」のメモ

 

書類などの準備ができたら、管轄の運輸支局で手続きを行います。永久抹消当日に用意できる必要書類は以下の通りです。

 

・手数料納付書

・永久抹消登録申請書

・自動車税・自動車取得税申告書(不要な地域もある)

 

自分で手続きを行う場合は、これらの書類が必要です。

 

業者に永久抹消登録を依頼する場合の必要書類

業者などに永久抹消登録を依頼する場合、必要な書類は以下の通りです。

 

・所有者の印鑑証明書

・車検証

・前後2枚のナンバープレート

・「移動報告番号」と「解体報告の記録日」のメモ

 

永久抹消登録の場合も、一時抹消登録と同様に事前に準備する書類を用意すれば、問題ありません。

 

■バイクは廃車手続きで必要書類が変わらない


 

 

バイクを廃車にする場合の必要書類は、永久末梢登録、一時抹消登録で違いはありません。

 

ただし、バイクの排気量によって廃車の申請場所、必要な書類が異なってくるので注意しましょう。

 

排気量別の申請場所や必要書類は以下の通りです。

 

・排気量が125cc以下

申請場所:ナンバー管轄の市町村役場

 

必要書類

・ナンバープレート

・標識交付証明書

・認印

・身分証明書(運転免許証など)

 

・排気量が126cc~250cc

申請場所:住んでいる地区が管轄の陸運局

 

必要書類

・軽自動車届出証

・ナンバープレート

・認印

・身分証明書

・軽自動車届出証返納届(申請場所の窓口で入手可能)

・軽自動車届出証返納証明書交付請求書(申請場所の窓口で入手可能)

・軽自動車税申告書(申請場所の窓口で入手可能)

 

・排気量が251cc以上

申請場所:住んでいる地区が管轄の陸運局

 

必要書類

・車検証(原本)

・ナンバープレート

・認印

・身分証明書

・抹消登録申請書(申請場所の窓口で入手可能)

・手数料納付書(申請場所の窓口で入手可能)

・軽自動車税申告書(申請場所の窓口で入手可能)

 

自分が廃車にするバイクの排気量を把握したうえで、それに応じた必要書類を準備しましょう。

 

 

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