- トップページ
- 知っ得!廃車・車の知恵袋
- セルフ洗車は初心者でも行える!必要な道具や手順、注意点とは
- 知っ得!廃車・車の知恵袋
-
セルフ洗車は初心者でも行える!必要な道具や手順、注意点とは 2020.11.28
車を洗車する際に、手洗い洗車を行っている方は少なくありません。実際にさまざまな洗車道具などが販売されています。しかし、正しい洗車手順がわからないケースもあるかと思います。そこで今回は、セルフ洗車のメリットについてふれたうえで、必要な道具や手順、注意点について解説します。
■セルフ洗車のメリットとは
セルフ洗車のメリットは以下の通りです。
費用を抑えられる
セルフ洗車はワックス代や洗車道具代、水道代などさまざまな費用がかかるように思われがちですが、実際は洗車道具などが繰り返し何度も使えるためコストを抑えられます。
セルフ洗車(自宅)
洗車道具+ワックス代+水道代 (必要な道具によって変わってくる)
セルフ洗車(ガソリンスタンド)
300~1,000円前後
プロによる洗車
2,000円~
自宅でのセルフ洗車は必要な道具によって費用が変わり、初期費用としてはプロに洗車を依頼するのと同じ程度です。しかし、何回も使用できるものが多いため、長期的に見ると最も安価といえます。
洗車キズがつきにくい
手作業であるため、細かな汚れを見つけながら、きれいに仕上げることが可能です。また、車を傷つけにくい道具を使用し、洗車機では難しいワイパーやドアミラーも綺麗に仕上げることができます。
■セルフ洗車に必要な道具
手洗い洗車に必要な道具は以下の通りです。
ホース
洗車場所や車の大きさなどを考慮したうえで、余裕のある長さを選びます。特に、手元でオンオフが可能なシャワー機能付きがおすすめ
洗車スポンジ
ボディ用とタイヤ用の2つ準備しましょう。1つのスポンジのみではタイヤを洗浄した際に小石などが付着することもあり、ボディ洗浄時にキズがつく可能性があります。
バケツ
小さいものではなく、ある程度容量があるものを選びましょう。
カーシャンプー
車の汚れ具合や用途に応じて種類を選定しましょう。コンパウンドなどの成分が含まれている場合は、洗車キズの原因となるため注意が必要です。
拭き上げクロス
吸水性の高いマイクロファイバークロスがおすすめ。ボディ用とタイヤ用の2枚用意し、サイズは大きめのものを使用しましょう。
脚立
車高の高い車を洗浄する際、服のボタンなどでキズがつくのを防止します。
ゴム手袋
肌荒れ防止
特に注意が必要なのはカーシャンプーです。コンパウンドが含まれるカーシャンプーに関しては、カーコーティングを行う前であれば、問題はないものの、基本的には研磨剤であるため、ボディの塗装が削れる恐れがある点を把握しておきましょう。
■セルフ洗車の手順
セルフ洗車の主な手順は以下の通りです。
汚れを洗い流す
洗車をする場合、汚れを流さずにスポンジなどで車を洗ってしまうと、車に付着している泥や砂により車のボディが傷つきます。そのため、車の表面の汚れをホースなどで流すことが重要です。
車を水で洗い流す順番は以下が望ましいです。
・車の屋根
↓
・窓ガラス
↓
・ボンネット
↓
・ドア
上から下に水をかけることを意識すると綺麗に汚れを落とせます。ちなみに、ボンネット部分の下にあるコンデンサー(エアコン用の熱交換器)には、強い水流はNGである点も把握しておきましょう。
洗車する
洗車をする場合は、車のボディよりも前にタイヤとホイールから洗いましょう。先に最も汚れる部分を綺麗にすることで、ボディに汚れが飛び散るリスクを軽減するためです。
洗車手順としては、以下になります。
泥や砂などの汚れを水で落とす
↓
カーシャンプーで汚れを落とす
↓
水でカーシャンプーを洗い流す
この際に、すすぎ残しがあるとシミやムラの原因となるため、注意が必要です。加えて、ボディを洗う際は別のスポンジを用意しましょう。仮に同じスポンジで洗ってしまった場合、塗装にキズがつく恐れがあります。
車体を洗う際は、最初に屋根を洗い、その後パーツごとに分けて洗っていきましょう。たくさんの泡をスポンジにつけて、一方向にスポンジを動かすとキレイに洗えます。
また、レアケースであるものの、タイヤに洗剤が付着し続けると、劣化を招くこともあります。足回りに関しては、しっかりと洗浄を行ってください。
拭き上げを行う
洗車が終わった後は、水分が乾く前に素早く拭き取ることが大切です。拭き上げが不十分だと跡が残るだけでなく、水アカの原因にもなるため、念入りに行いましょう。
効率的に拭き取るための方法として、ボディの拭き上げ用に用意したクロスを一方向に滑らせるように拭くのがおすすめです。
窓を拭く際には、以下のような手順で拭くのが望ましいです。
窓枠の外周
↓
ガラス面を上下に拭きながら移動する
↓
ガラス面の下部をまっすぐ横に拭き取る
上記のような順番で拭くことでムラが出にくくなります。ボディや窓を拭き取った後は、タイヤホイール用のクロスで優しく拭き取りを行いましょう。
拭き取る際に、汚れた状態で使用するとキズなどの原因となるため、汚れるたびにこまめに洗って使用してください。
■セルフ洗車の注意点
手洗い洗車する際に、水洗いのみで洗車するとカーシャンプーを流す必要がないため、短時間で洗車が行えます。しかし、泡がないため、汚れが残った状態、拭き上げを行ってしまう可能性があります。そうなった場合、車の塗装を傷つけることがあるため、注意しましょう。
また、洗車は天気の良い日に行ってしまうと、ボディに付着した水分がすぐに乾燥し、水アカとして残ります。
そのため、曇っている日、気温が高くない日を狙って洗車するようにしましょう。夏など連日気温が高い日が続く場合は、太陽が出ていない早朝や夕方に行うのがおすすめです。